◾️ロバート・ノージック(1938〜2002年)
主著:『アナーキー・国家・ユートピア』(1974)
ジョン・ロールズ『正義論』(1971年)への反論本。
・現代リバタリアニズム(自由至上主義)の古典的テキスト
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正義は結果ではなく履歴で判断される。
個人の権利(特に自己所有権・財産権)が最優先。
自己所有権:自分の身体とその労働の成果を自分のものとする権利
国家は最小国家でよい。「個人の生命・自由・財産の保護(警察・裁判所・国防)」(最小の機能)が正当。それ以上「福祉政策、再分配、経済規制、パターナリズムなど」は個人の権利侵害なので不正当。
最小国家はメタ・ユートピア(多様な理想社会)を可能にする枠組み。
パターン的分配を批判。
パターン的分配=ある基準に基づく分配状態を正義とする理論。
〈権原理論〉
・正義な状態とは「正当な取得」「正当な移転」「過去の不正の是正」の3つが満たされていること。
・これらが満たされていれば、結果の不平等は(極端な格差でも)問題なし。
〈再分配を批判〉
・税による再分配は「個人の労働成果を本人の同意なしに他目的に使う行為」である。
・これは「部分的な強制労働」に等しい。
〈ウィルト・チェンバレン論証〉
・初期条件を平等とする。
・しかし自由な取引を認めると、パターン的分配(ある基準に基づく分配状態)は崩れる。
・パターン的分配を維持するには、自由な取引をパターン的分配の基準に従うよう制限する必要が生じる。
編集:26/02/16
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